これからの暮らしが読めず、家を建てる判断を止めたときに考えていたこと

窓辺に座り、外を眺めながらこれからの暮らしについて静かに考え込む女性の様子

家を建てる話が具体的に進み始めたころ、
ふと「この先の生活が、うまく想像できなくなっている」ことに気づきました。

建てたい気持ちが消えたわけではありません。
でも、これまで自然に描けていたはずの暮らしのイメージが、
どこか霧がかかったようにぼんやりしてきたのです。

家を建てるかどうか迷っているとき、
こうした感覚がどこから来ているのかを整理したい場合は、
家を建てるか迷って決められないときに、まず整理しておきたい考え方
も参考になります。


これからの生活が想像できなくなったとき、判断が止まった

最初は、小さな違和感でした。

間取りの話をしていても、
「この部屋で、どんな日常を送っているんだろう」と考え込んでしまう。
完成した家を思い浮かべようとしても、
生活の輪郭だけがはっきりせず、肝心な中身が見えてこない。

「まだ考えが足りないだけかな」
そう思って先に進もうとしましたが、
判断しようとするほど、足が止まっていく感覚がありました。


仕事・家族・環境の変化が頭から離れなくなった

理由を探していくと、
頭の中に浮かんでくるのは、暮らしに関わる変化ばかりでした。

仕事のこと。
この先も今の働き方が続くのか、環境が変わる可能性はないのか。

家族のこと。
子どもの成長や進学、数年後の生活リズム。

親や実家のこと。
今は元気でも、将来どうなるかは分からない。

こうした将来の不確かさに加えて、
お金のことが頭から離れなくなったり、
今決めていいのかというタイミングの迷いが重なる人も少なくありません。

一つひとつは、今すぐ答えが出る話ではありません。
けれど、それらが重なったとき、
「今ここで決めてしまっていいのだろうか」という気持ちが強くなっていきました。


将来が見えない状態で決断することに、違和感があった

家を建てるという決断は、
これからの生活を、ある程度固定する行為でもあります。

場所、広さ、間取り、通勤距離。
どれも「今の自分たち」だけでなく、
「これからの自分たち」に関わってくるものです。

その将来像がはっきりしないまま、
「とりあえず決める」ことに、
自分の中で引っかかりを感じていました。

慎重すぎるのかもしれない。
そう思いながらも、その違和感は消えませんでした。


「いつか分かるはず」という前提が、現実的でなく感じた

「もう少しすれば、見えてくるはず」
そう言われることもありました。

でも、冷静に考えてみると、
いつになったら分かるのかは誰にも分かりません。

数年後なら確実に見えている、という保証もない。
むしろ、変化はこれからも続いていく可能性の方が高い。

そう考えたとき、
「分かってから決める」という前提そのものが、
現実的ではないように感じられました。


不確かなまま立ち止まるのは、逃げではないと思えた理由

判断を止めたとき、
「逃げているのではないか」という気持ちが浮かびました。

でも、無理に前へ進もうとしていた頃よりも、
立ち止まったあとの方が、
自分の考えを落ち着いて見られている感覚がありました。

分からないものを、分からないまま認める。
それは、投げ出すこととは違う気がしたのです。

実際、
今は決めない」という選択をしたことで、
気持ちが少し落ち着いたと感じる人もいます。


この状態のまま考え続けてもいい、と感じられた

決断を保留にしてしばらく経つと、
「今は決めない」という状態にも、少しずつ慣れてきました。

焦りが完全になくなるわけではありません。
それでも、
無理に答えを出そうとしていた頃より、
気持ちは静かになっていました。

将来がはっきりしないからこそ、
今は立ち止まって考え続けてもいい。

判断を保留したあと、
その状態でどんな気持ちの変化があったのかを知りたい場合は、
家を建てる判断を一度保留して、気持ちがどう変わったか
も参考になるかもしれません。

そう思えるようになったことで、
判断を急がないという選択が、
自分の中で受け入れられるようになった気がします。

家づくりについて「このまま進んでいいのか分からない」と感じている場合、 無理に結論を出す前に、一度立ち止まって考えを整理してみるのも一つの選択です。

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この記事を書いた人

Jun

Jun

住まいの判断 編集部

(住宅購入を「急がせない」視点で情報を整理しています)

家を建てる・建てないという選択は、
正解を探すものではなく、自分たちの生活に合うかを考えるものだと考えています。

これまで、
「家を建てた方がいいのか分からない」
「決められないまま時間だけが過ぎている」
と悩む声を多く見てきました。

一方で、住宅に関する情報は
・早く決めることを前提にしていたり
・比較やランキングが中心だったり
・不安を煽る内容になっていることも少なくありません。

このサイトでは、
無理に結論を出さなくてもいい段階の人が、
自分の考えを整理できることを目的に記事を書いています。

営業・勧誘・特定の住宅会社の紹介は行わず、
「今、判断するべきかどうか」も含めて考えるための
思考の整理材料をお届けしています。

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